Creator Success 部門を立ち上げました

こんにちは、ケップル CTO の山下です。
ケップルは 11 月から新しい期を迎えました。このタイミングで KEPPLE CREATORS LAB (通称:ラボ) は新たに Creator Success Section という部門を立ち上げましたので、今日はその紹介をしたいと思います。

Creator Success とは

Creators Success Section は簡単に言うとエンジニアやデザイナーなどのクリエイターに特化した HR (Human Resource) です。クリエイターの採用や育成、働く環境の整備などに加え、技術広報としてコミュニティへの参加やイベントの開催・登壇のアレンジ、ブログの運営などが主な職務となります。ケップルにも HR は既に存在するのですが、クリエイター特有の事情にも素早く対応できるよう、ラボの一部門として新設したものとなります。
あまり聞き慣れない部門名かと思いますが、クリエイターの成功を担う部門の名称として何が適切か考えたとき、Customer Success という顧客の成功を担う部門から名前を借りて Creator Success としました。

立ち上げの背景

私が組織を作る上で大切にしているポイントとして「永く一緒に働きたい」というものがあります。ラボはプロダクトを通じてスタートアップ市場の課題解決に取り組むわけですが、ラボが掲げる「プロダクトの当事者であれ」というスローガンの遂行には、自分たちのプロダクトのことを理解すること、そのプロダクトが対象とするスタートアップ市場のことを理解することが不可欠です。これらは事前に理解するというより、実際に働く過程で理解が深まっていくものであると考えており、だからこそ、永く一緒に道を歩みたいという想いからです。
そのためには、採用の段階からお互いが求めるものを丁寧にすり合わせ、入社後はクリエイターとしての興味関心に真摯に向き合い、キャリアの設計に寄り添い、成果を正しく評価することが大切です。しかし、組織の規模が大きくなると私一人では目が行き届かず、手薄になってしまうシーンが生じかねません。そのような事態とならないよう、この段階でその役目を組織として担う Creator Success Section の立ち上げは必然でした。
まだ立ち上げたばかりの部門であるため、当面は試行錯誤が続くことにはなりますが、クリエイターにとってより良い組織を目指していきたいと思います。

KEPPLE CREATORS LAB メンバー